皆さんこんにちは。
麹の仲間たちの長谷川です。
4月22日(金)は群馬県桐生市にある古民家カフェ「PLUS+アンカー」さんにて「甘酒づくり教室」を開催しました。
天気は快晴、半袖でも十分過ごせるくらいのあたたかさでした。
甘酒づくり教室は以下の流れで進めさせていただきました。
- 甘酒の基本
麹甘酒と酒粕甘酒の違い
甘酒の歴史「甘酒はいつの時代から飲まれているの?」
甘酒の発酵の仕組み「甘酒は砂糖不使用なのになぜ甘くなるの?」
甘酒の栄養素と効能など - 甘酒の作り方のレクチャー(参加者の方と一緒に作る)
- 甘酒の賞味期限と保存法について
「甘酒の作り方のレクチャー」では参加者の皆さんと一緒に甘酒を作りました。
今回は炊飯器を使った甘酒の作り方をお伝えさせていただきました。
「米麹を投入するタイミング」や「発酵に入る前の注意点」など甘酒づくりのポイントを説明し、実際に手を動かしてもらいながら甘酒づくりの仕込みまでを体験していただきました。
最後に今回のワークショップと同じ材料・分量で作った「甘酒」、甘酒と同じ発酵の仕組みを利用して作った「発酵あんこ」、甘酒を使ったおやつ「甘酒まんじゅう」を試食していただきました。
甘酒のお米にはもち米を使いました。もち米を使うことで濃厚な甘さが出ます。
発酵あんことは煮た小豆に米麹を混ぜて発酵させたものです。今回は12時間発酵させたものを試食していただきました。
発酵あんこは小豆のデンプンを米麹の酵素によって分解することで甘さを出しています。甘酒の発酵の仕組みと同じため、おかゆを煮た小豆に変えれば甘酒と同じように作ることができます。
砂糖不使用の優しい甘さが特徴で、米麹の栄養素も摂ることができます。
甘酒まんじゅうの生地は「麹甘酒、小麦粉、塩、イースト」のシンプルな材料で作りました。
中身のあんこは発酵あんこを煮詰めて水分をよく飛ばしたものを包みました。
参加者の方からは「どれもおいしい!!」と嬉しいお言葉をいただきました。
今回は甘酒を実際に作ってみて「意外に簡単に作ることができる!」と感じてもらえたのではないかと思っています。
甘酒は買うだけでなく、自分でも作れる!となると嬉しいですよね。
甘酒を無理のない範囲で生活の中に取り入れて頂き、発酵の面白さ、豊かさを感じてもらえたら嬉しいです。
平日にもかかわらず甘酒づくり教室にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
5月、6月もプラスアンカーさんではワークショップ形式の発酵教室を開催する予定でいます。
もしご興味をお持ちいただけましたら、次回の発酵教室の案内を送らせていただきますのでお問い合わせよりご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。