皆さん、こんにちは。
麹の仲間たちの長谷川です。
12月に入ると年末の雰囲気が漂い、今年も一年の終わりに近づいているのだなと感慨深い気持ちになります。
12月9日(土)は群馬県桐生市にある古民家カフェ「PLUS+アンカー」さんで「さつまいも甘酒きんとん教室」を開催しました。
きんとんとはさつまいもで作る「芋きんとん」、栗で作る「栗きんとん」が有名だと思います。
きんとんは年末年始に作られることが多く、おせちでよく見るものだと思います。
さつまいも甘酒きんとんは、さつまいもを米麹で発酵させることで、甘さとコクが出て美味しくなり、消化-吸収率UP!、栄養価もUP!します。
今回は先日開催したさつまいも甘酒きんとんの発酵教室の様子について書いていきたいと思います。
さつまいも甘酒きんとんの試食
さつまいも甘酒きんとん、かぼちゃ甘酒あん、かぼちゃ甘酒あんの豆乳スープの試食をしてもらいました。
さつまいも甘酒きんとんはくるみ、レーズン、りんごのカットを上にのせていただき試食してもらいました。
さつまいも甘酒きんとん、かぼちゃ甘酒あんは、あんとしてそのまま食べるだけでなく、お湯に溶けば甘酒としても、豆乳などに混ぜてミキサーにかければスープとしても楽しむことできます。
かぼちゃ甘酒あんの豆乳スープは豆乳に塩麹、かぼちゃ甘酒あんを加えてミキサーをかけるだけで簡単に作ることができます。
冬の寒い時期には特にオススメです。
さつまいも甘酒きんとんの作り方のレクチャー
通常、きんとんは砂糖を使用しますが、さつまいも甘酒きんとんはさつまいもを米麹で発酵させるため、原材料はさつまいもと米麹のみで、砂糖を使用せずに作ることができます。
さつまいも甘酒きんとんの甘さは、米麹の酵素の働きによりさつまいもと米麹自身のデンプンがブドウ糖に分解されることで生じるものです。
さつまいも甘酒きんとんは「あん」として利用するため、水分をなるべく少なく仕込むのがポイントです。
参加者の皆さんには実際に手を動かしてもらいながら、水分のさじ加減を体験してもらいました。
米麹を加えると最初は混ぜるのが硬いですが、この段階でしっかりとかき混ぜてあげることがポイントです。
今回は炊飯器を使って発酵させる方法をお伝えしました。
来年も麹の仲間たちをよろしくお願いいたします。
麹の仲間たちは麹を通じて人々の生活と健康を豊かにすることを目標に活動しています。
来年も楽しく学べる発酵教室を開催していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
次回のプラスアンカーさんでの発酵教室は2024年1月20日(土)「甘酒コチュジャンとべったら漬け」をテーマに開催します。お楽しみに!
発酵教室の会場として利用させていただいているプラスアンカーさんはランチ営業を行っています。地元の食材を使った身体に優しいランチが楽しめます。
発酵教室の後はプラスアンカーさんでのランチもオススメです。