皆さんこんにちは!
麹の仲間たちの長谷川です。
年末までカウントダウンができる時期になりましたね。今年もあと少し頑張っていきましょう。
麹の仲間たちの発酵教室では麹を使った発酵食品を作るワークを行っています。
来年からは「醤油づくり教室」を開催しようと思い、醤油の仕込みを行いました。
醤油を仕込むと聞くと大変そうなイメージがあると思いますが、醤油麹を購入することで簡単に仕込むことができます。
今回は醤油の仕込みについて簡単に書いていきたいと思います。
「手作りで醤油を仕込みたい!」「醤油ってどうやって作るの?」と思う方の少しでも参考になれば嬉しいです。
醤油の作り方
醤油は食塩水に醤油麹を加えて、半年から一年間、発酵・熟成させることで作ることが出来ます。
醤油の仕込みは食塩水に醤油麹を加えてよくかき混ぜるところまでです。
材料
- 醤油麹:1kg
- 塩:414g
- 水:1.8L
今回は大徳醤油さんの醤油麹を使って醤油を仕込みました。
塩、水の仕込みの分量は大徳醤油さんの醤油麹を購入すると付いてくる資料の分量で行いました。
大徳醤油さんの醤油麹は通販サイトのページから購入することができます。醤油麹はコチラから。
仕込み容器のアルコール消毒を行う
醤油の仕込み容器は4Lサイズの梅酒瓶を使いました。
醤油づくりは仕込んだ後、定期的にかき混ぜる作業があります。そのときに間口が狭いとかき混ぜにくいので間口が広いものにしました。
仕込み容器はキッチンペーパーにアルコールスプレーを吹きかけて、中を拭いてアルコール消毒を行いました。
食塩水を作る
食塩水は水に塩を加えて、透明になるまで瓶をよく振って作りました。
振る場合は、瓶(容器)を落とさないように注意しながら行いましょう。
醤油麹を仕込む
食塩水ができたら醤油麹を加えて木べらでよくかき混ぜました。
最後に仕込み日のシールを貼って仕込み完了です。
これから半年から一年間、醤油もろみのお世話をしながら育てていきたいと思います(^^)
醤油づくりの面白さ
醤油の仕込みは味噌の仕込みと比べるととっても簡単にできますが、仕込み完了後も、醤油もろみを定期的にかき混ぜながら育てていく作業があります。
醤油を仕込んだばかりの時の色は薄い茶色ですが、かき混ぜながら日を追うごとにだんだんと醤油の色に変化していき、香りや味もだんだんと醤油の風味に変化していきます。
醤油づくりの面白さは、発酵・熟成の変化を楽しみながら育てていく「育てる楽しみ」にあると思っています。
家庭で仕込める量での醤油づくりには難しい作業はありません。ただかき混ぜるのを忘れなければきちんと醤油になってくれます。
かき混ぜる作業も慣れてくれば生活の一部になっていき、それが生活にちょっとした楽しみを与えてくれるようになっていきます。
これから半年から一年間、楽しみながら育てていきたいと思います(^^)
麹の仲間たちでは今後「醤油づくり教室」も開催していきます。「醤油づくりをしたい!」「醤油づくり教室を開催してほしい!」という方はお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※発酵・熟成の経過の様子についてはコチラをご覧ください。