2025年6月は、群馬県内にて発酵教室を4件開催しました。
喫茶店やサロン、公民館など、さまざまな会場で麹甘酒の魅力をお伝えすることができ、「帰りに麹甘酒を買ってみます!」「日常の健康管理に取り入れたい」など、参加者の皆さまから嬉しいご感想もいただきました。
麹甘酒を伝えることを通じて、皆さんの健康や美容、そして食生活の豊かさに少しでも貢献できたことを心より嬉しく思います。
今回は、6月に開催した発酵教室の開催の様子をご紹介したいと思います。
発酵食品に興味がある方、教室に参加してみたい方、発酵教室の出張開催をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
6月12日「飲む点滴・麹甘酒のカンタン活用講座」@桐生市公民館
桐生市の公民館にて、「飲む点滴・麹甘酒のカンタン活用講座」を開催しました。
まずは調理室をお借りして、麹甘酒の簡単なアレンジを3つご紹介しました。
生姜甘酒、白味噌甘酒、豆乳甘酒は、どれもとっても簡単にできて、日常に取り入れやすい飲み方のアレンジです。飲み方のアレンジを知ることで、麹甘酒を飽きずに日常に取り入れることができます。
- 生姜甘酒:生姜の辛みが甘さを引き立て、からだも温めてくれる
- 白味噌甘酒:麹甘酒をよりマイルドでクリーミーな甘さに
- 豆乳甘酒:豆乳のタンパク質の摂取もできる、美容にも嬉しいアレンジ

続いて、会議室をお借りして「発酵食品と健康」をテーマに以下の内容を簡単にお伝えしました。
- 発酵とは何か?
- 発酵食品を取り入れるメリット
- 麹とは何か
- 麹甘酒の健康効果
発酵食品は、特別なものではなく、みそ汁や納豆、漬物など、実は日々の食卓にすでにある、身近な存在です。「今あるもの」に目を向けることで、毎日の食事がもっと楽しく、もっと健康につながる。そんなきっかけになれたら嬉しいと思い、お伝えしました。

6月15日「麹甘酒づくり教室」@富岡市・古民家カフェ 桑庵
群馬県富岡市にある古民家カフェ・桑庵さんにて「麹甘酒づくり教室」を開催しました。
午前中の部と午後の部の二部制で開催しました。

麹甘酒づくりでは、実際におかゆを炊き、参加者の皆様に作業をしてもらいながら、作り方のポイントを説明します。
見るだけでなく、実際に手を動かしながら作業することで、かき混ぜた時のお米の重さや、麹を加えたときの温度の下がり具合など、肌で感じることができます。
頭ではなく、感覚として作り方の手順やポイントを覚えることが大切だと思っています。そうすることで、ご自宅で麹甘酒を作るときにも、自然とポイントが感覚として思い出せるようになります。
すでにご自宅で麹甘酒を作られている方でも「作り方のポイントが知りたい!」「わからないことを直接聞きたい!」という理由で参加される方が多くいらっしゃいます。実際に手を動かしながらレクチャーを行うことで、疑問に思った点にもその場ですぐにお答えすることができます。

妙義山が一望でき、自然の中でゆっくりとした時間が流れる桑庵さん。群馬県外方も多くのお客様がいらっしゃいます。一人の時間を大切にされたい方、妙義の自然や景色に癒やされたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。

6月25日「発酵あんこと甘酒まんじゅう教室」@アザレ化粧品・倉賀野サロン
群馬県高崎市にあるアザレ化粧品・倉賀野サロンさんにて「発酵あんこと甘酒まんじゅう教室」を開催しました。前月の5月には麹甘酒づくり教室も開催させていただきました。
倉賀野サロンさんは、アットホームな雰囲気の中で、アザレ化粧品の使い方はもちろん、美容や肌のお悩みについても気軽に相談できるサロンです。肌の専門家によるスキンケアアドバイスも行われています。肌に関することで気になることがあれば、いつでも親身に相談に乗っていただけます。
場所は倉賀野駅から徒歩すぐ。電車でのアクセスも良好で、遠方から通われているお客様もいらっしゃいます。

「発酵あんこと甘酒まんじゅう教室」は、13時から開催しました。
参加者の皆さまが揃ったところで、小豆の煮方について一から説明しました。小豆の香りがふんわりと部屋中に広がる中、小豆の苦みをとるための「茹でこぼし」、どのくらいまで煮るかの「煮加減」など、丁寧にお伝えしました。

甘酒まんじゅうは、砂糖不使用で麹甘酒の糖分を利用して生地を発酵、膨らませます。一次発酵させると生地は二倍以上に膨らみます。

参加者の皆様には、発酵あんこを丸めて、生地に包む作業を行ってもらいました。
あんこの包み方にはちょっとしたコツがあります。実際に包み方をお伝えながら、楽しく包みました。包んだ後は、二次発酵に移ります。

発酵あんこの一番のポイントは水分加減です。水分が多すぎると水っぽくなってしまい、少なすぎると発酵が進まず、米麹の硬さも残ってしまいます。実際にかき混ぜながら、その感覚をお伝えしました。
さじ加減をお伝えできるのは発酵教室の魅力だと思っています。

二次発酵させた甘酒まんじゅうを蒸かして、できたてを食べていただきました。できたてを食べることができるのは、手作りの醍醐味です。「麹甘酒の甘い香りがする」「美味しい!」など、嬉しいご感想をいただくことができました。
発酵あんこは小豆を煮てから、麹を加えて発酵させるため、作るのに手間と時間がかかります。甘酒まんじゅうも同じく手間と時間がかかります。しかし、手作りすることで材料が分かり、工程が分かり、自分の手で作ったという愛着も加わり、食べたときの美味しさは格別なものになります。
手作りは手間と時間はかかりますが、その過程も含めて楽しんでいただけたらと思っています。手作りならではの豊かさや喜びを、これからも伝えていきたいと思っています。

6月28日「麹甘酒づくり教室」@エムズパレット
群馬県みどり市にあるプリザーブドフラワー専門店であるエムズパレットさんにて「麹甘酒づくり教室」を開催しました。
午前中の部と午後の部の二部制で開催しました。

エムズパレットさんでは、フラワーアレンジメントやアロマセラピーの教室のほか、プリザーブドフラワーの販売も行われています。店内には木のぬくもりがあふれ、癒やしのお花が並んでいます。

麹甘酒づくり教室は、最初に麹甘酒の試食、アレンジ方法をお伝えしています。今回は、暑い季節になってきたのでブルーベリーのスムージを作りました。
麹甘酒のスムージーはブルーベリーだけでなく、イチゴ、パイナップルなどでも作ることができます。麹甘酒のいろいろな楽しみ方を知ることで、無理なく甘酒生活を送れるようになります。

麹甘酒づくりでは、仕込みまでのかき混ぜる作業がとても大切です。
冷めたおかゆに米麹を加えてかき混ぜていると、だんだんと水分が出てきて緩くなってきます。その感覚を参加してくれた皆さんと共有しながら、どのくらいまでかき混ぜたら良いのか、発酵に移る前までの仕込み作業をお伝えしました。

エムズパレットさんは、吹き抜けの天井と太陽の光がやさしく差し込み、とても居心地の良い空間です。訪れるたびに、ついゆっくりと長居してしまいます。
レッスンに通う生徒さんたちも、みなさん楽しそうで、教室全体に落ち着いた温かな雰囲気が流れているのを感じます。
お花やアロマセラピーを学びたい方、お部屋に素敵なお花を飾りたい方は、ぜひ一度、エムズパレットさんを訪れてみてください。

発酵教室を終えての感想
私の役割は、一人でも多くの方に麹甘酒の存在を知っていただくことだと思っています。
それは、かつて私自身が麹甘酒に出会い、アトピー性皮膚炎の症状が軽減し、体質改善ができ、人生そのものが変わった経験があるからです。
麹甘酒づくり教室を通して、参加してくれた皆さんの健康や暮らし、美容、生き方、自信へとつながっていったら、これ以上の喜びはありません。
私自身、日々の発酵の研究と学びを重ねながら、「飲んでみたい」「作ってみたい」「取り入れてみたい」と思っていただけるような、わかりやすく楽しい講座づくりを目指しています。
「麹甘酒づくり教室」の仕事依頼ページを作成させていただきましたの、気になる方はこちらからご覧ください。「麹甘酒教室を開いてみたい」「イベントで開催してほしい」というご要望などがありましたら、お気軽にお問い合わせよりご連絡ください。
麹甘酒を通じてつながるご縁に、心より感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。